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なぜ仮想通貨は高騰し続けるのか?秘密は需要と供給にある
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2018.01.20
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仮想通貨の価値が落ちない理由
仮想通貨では、1日で数万円から数十万円というチャートの変動が見られます。大きな値動きがあることから、投資を好む資産家からも支持を集めています。では、なぜ仮想通貨では短期間でそれほど大きな価格変動を確認できるのでしょうか。これには、仮想通貨の需要と供給が関連しています。
- ビットコイン…2,100万枚
- イーサリアム…7,200万枚
仮想通貨の時価総額で1位と2位を占めているのが、暗号通貨であるビットコインとイーサリアムの二つです。イーサリアムに関しては、初期の発行枚数は7,200万枚ですが2017年現在には約9,000万枚まで増えています。それでも、1億枚にすら及ばない枚数しか発行されていません。
この発行枚数は、法定通貨と比較すると非常に少ないことがわかります。例えば、2012年度に発表された日本紙幣の発行枚数は以下の通りです。
- 1万円札…10億5,000万枚
- 5千円札…2億3,000万枚
- 千円札…18億7,000万枚
日本のような経済大国の法定通貨は、1年単位でこれだけの新規発行があります。一方で、仮想通貨は何年経過してもそれほど多くの新規発行がありません。
このように、仮想通貨は現実世界の法定通貨と比較して発行枚数が非常に少ないという特徴があります。これは、初心者が投資を行う上でとても有利な点です。ビットコインに関しては、発行枚数が初期の頃から変わっていないため、どれだけ需要が増えたとしても供給量が増えることはありません。そのため、仮想通貨は需要の分だけ必ずチャートが大きく変動するわけです。
しかも、発行されている仮想通貨はすべて取引所などに出回っているわけではありません。取引所というのは、あくまでもユーザー同士が取引を行うために提供されている場所に過ぎないため、そこでビットコインやイーサリアムが発行されているわけでも保管されているわけでもないのです。
実際にユーザーが確認できる仮想通貨の枚数は、現実的な発行枚数よりも小さくなるため、仮想通貨の価格高騰は止まらなくなるわけです。また、マイニングという方法で新規発行が可能なのではないか、という疑問も生じますが、これも実は現実的ではありません。マイニングによる新規発行は高度なコンピュータの計算能力を前提にしているため、非常に手間がかかります。
ですから、チャートに大きな影響を与えるほどの新規発行ができないのです。そのため、いつまで経っても需要と供給のバランスがとれず、仮想通貨の人気は衰えないという仕組みになっています。
自分だけのウォレットを作ろう
仮想通貨は、暗号通貨としての性質があるため通貨そのもののセキュリティ性は法定通貨と比較しても高いといえます。例えば、法定通貨の事件にあるような偽札の発行ができません。こうした傾向から、悪質なユーザーは仮想通貨そのものを狙うのではなく取引所が管理しているサーバーから盗み出そうと手を尽くしています。この対策に必要なのが、ウォレットです。
ウォレットは、オンラインでは非常に楽に管理できるのですがサーバーを介する限りはセキュリティ面で必ず脆弱性が生まれます。この点、ビットコインなどにも利用されているブロックチェーンをそのままダウンロードしてウォレットを管理すれば、安全に仮想通貨を管理できます。
仮想通貨の良いところは、決済の速度が非常に速いことです。ウォレットを別の場所で管理していたとしても、取引所から送金を行えば高速でその処理が行われます。そのため、初心者の人が仮想通貨を利用して投資をする場合には、まずセキュリティ性の高いウォレットを作っておくことが大切です。
こうしておけば、取引所が悪質なユーザーに狙われても仮想通貨の管理そのものに大きな影響を与えることはありません。

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